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「千秋さんなら、安心して任せられます」
フォークで一口分切ったショートケーキを刺して食べ始めた母さん。
え、そんな、あっさり?
「あ、でも…碧、家事したことないので、ご迷惑かけるかもしれないわ」
「え、待って。母さんいいの?」
「いいじゃないの。職場から近いほうが碧もいいでしょ?でも、千秋さんのとこにお世話になるから、ちゃんと家賃代とか出すのよ」
何でもないとばかりに冷静に俺に言った母さん。
「父さんは?」
「お父さんには私から言っとくわよ。ほら早く必要なもの詰めてきなさい」
母さんはショートケーキに「美味しい」と言い、千秋さんと話しだしたので、俺は2階にある自分の部屋へ向かい、必要なものなどをボストンバックに詰め、私服に着替えた。
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