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速度松 - 著炉松 × 遅松 - ( チョロおそ ) 【 4 】
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≪ 遅炉松 side ≫
- 翌日 -
「 ぁ 、 寝ちゃった ... 」
ゆっくり目を擦りながら起き上がったのは僕 、 チョロ松 。 隣には気持ちよさそうに寝ている兄が目に入る 。
" やっと帰ってきた "
と小さく笑みをこぼし相手の頭を撫でる 。 元々は兄のことが好きで 、 こんなことなんてできなかった 。 触れるだけでも緊張して 、 頭撫でるだけでも無理だった 。でも 、 何年も離れてて 、 今はマフィアとなり 、 女との関わりも増え普通に抱いたりしてる 。 だからもう 、 緊張などなくなった 。
_ 好き 。
そんな言葉も分からなくなるくらいに仕事に慣れてしまい 、 兄に対して相変わらず恋してるのかだなんてわかんなくなってしまった 。 恋してるとしても 、 兄がそれをどう受け取るかで 色々と変わる 。 引かれてしまっては何も言えなくなり 、 触れることでさえも無理になってしまう 。 そうなんなら言わない方がいいのではないかとも思う 。
_ でも 、 " 伝えた方がいいのか "
うっすら残っている相手に対しての恋心 。 伝えたところでどんな返答や どんな反応を返してくれるのなんか分からないが 、 言うだけ言ってみようではないか 。 今は寝ているんだ 。 聞こえているわけがない 、 練習のような試すように言って伝えたことにしよう 。
「 おそ松兄さん ... 大好き 。 こんな仕事してるから 、 うわべだけみたいに感じ取ったりするかもしれないけど 、 好きだよ 。 ずっと前から ... 。 」
そっと頭を撫でて 、 小さく微笑み言ってみる 。 やっぱ寝ているのか返答などは返ってこない 。 ゆっくりと相手の頭から手を離し 、 立ち上がって伸びようとしたが不意に服を引っ張られる 。 後ろをみて相手の手を離そうとし 、 相手を見る 。 すると顔を真っ赤にしてこちらの向いている相手がいたのだった _ 。
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