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「…それは己等(オイラ)のこと?」
あきらの撫でてた手が止まるとおそは頷く
「ん、そう。あきら、だからあきちゃんって安直かもだけど(愛称)呼ぶ分にはいいだろ?」
そう言えば晶は少し考える素振りを見せる
「あ…ぅ~ん。どうだろう?己等の名前はあの人と同じだから…あとで訪ねてみて問題なかったら呼んでもいいよ。」
晶の言う あの人ってのが誰を指すのか自分には分からなかったが
「あきちゃんって…今は呼んじゃ駄目?」
うるうるとさせる
「じゃあ…この場だけなら多目にみます。」
う゛っと声を出す少年は潤む赤狐(おれ)の泣き落としに負けた様子であった。
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