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佳祐の発情
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どうもナギです
ついにケイちゃんに発情期がきた
前も言ったから知ってるだろうけど、僕は心が読めるからなんとなくは分かってた
佳「お、にいちゃ、」
凪「なぁに?」
佳「から、体おかしい」
凪「発情期だもんね」
佳「ムズム、ズするの」
凪「これが3ヶ月に1回くるよ。耐えられる?」
佳「…ナギちゃ、いれば大丈夫((ニコ」
凪「……そ」
ナギちゃんなんて、懐かしい
最初の頃はナギちゃんって呼ばれてたけど、いつの間にかお兄ちゃんになってたんだよね
お兄ちゃんもいいけど、やっぱり名前呼ばれた方が嬉しいよね
家の関係で番にはなれないから……苦労かける
とりあえず今は処理してあげなきゃ
ケイちゃん自分でヤり出してるし
凪「ケーイくん」
佳「ふっ…んぁ、」
凪「ケーイーくーん?」
佳「ん?、ふ、ぁ」
凪「佳祐」
佳「ひゃっ…!!」
ありゃ?
ケイちゃんイッちゃった…名前呼び、そんなによかったのかな
凪「佳祐〜」
佳「ナギちゃん、名前、呼んだの初め、て」
ん?初めてだっけ……
でも、心でも同じこと思ってるから嘘ではないね
最初の頃呼んでた…ケイちゃん覚えてるわけないか。馬鹿だもんな
ケイちゃん精神ぐちゃぐちゃだ
ナギちゃんに見られたくない
ナギちゃん触って
ナギちゃん見ないで
俺を一人にしないで
祐ちゃん心配
祐ちゃんなら大丈夫
なんか、な〜
結局どうしてほしいんだ…
凪「佳祐〜どうしてほしい?」
佳「ん、を、してほ、しい」
何語だよ。通じないよ笑笑
(俺のことを気持ちよくしてほしい)
言うね。僕だって男だ。理性が持たなくなるよ
それをわかってて言っているのかな?
そんなわけないか
こんな中そんなこと考えてたら、尊敬するね
ま、ケイちゃん限界っぽいし気持ちよくしてあげよう
凪「どう気持ちよくしてほしいか、心の中で思ってごらん。きっとそのとおりになるから」
佳(心の中?そっちの方が楽だけど、そんなことできるわけないよね)
あ、信じてない
ひどいなぁ
凪「心の中でなぞなぞしてごらん。答えてあげるから」
佳(え〜なぞなぞか。あ、パンはパンでも食べれないパンは?)
凪「ジャパン」
佳(ぶぶー。パンダ。あれ、ジャパンも合ってるか…しかも本当に心の中わかるんだね)
凪「僕、嘘はつかないから」
それにケイちゃん普通に話してる(心の中で)けど、手はちゃんと自身をシゴいている
なかなか器用だな
でもやっぱり限界みたい
それに発情期をなめない方がいい。通常の何倍も気持ちよくなるし、体力持っていかれると思う
僕にはわからないけど
凪「ケイちゃんもう限界でしょ」
佳「う、ふっはあ、」
(当たり前じゃん何言ってんのナギちゃん。意味わかんない。さっきもそういったのに)
凪「……ねぇ、心の中読めるってのもう忘れた?
これから1週間とことん躾してあげる。自分が誰のなんなのか」
佳(やっば怒らせちゃった。敦先輩が怖いからナギちゃんだけは怒らせるなって言ってたけど、どうしようもう手遅れっぽい)
凪「やっぱ、馬鹿だねケイちゃん。丸聞こえなんだけど」
佳(やっばい)
凪「…なかなかのアホだね」
ケイちゃん可愛すぎる。だって馬鹿なんだもん本当にwww
シゴキながら、僕の機嫌伺ってる
多分自分で自身弄ってるの自覚ないもん
もうしょうがないな。そろそろ本気で相手するか
佳「ふっ、、ひゃっ!!」
(な、なに!?なんでナギちゃん俺の触ってるの)
凪「限界でしょ?相手……してやるよ」
佳(なんか…口調変わった?なんか、なんか怖い)
怖がらせてしまったよ
家族のせいで、僕はグレてしまったから、口調は悪いほうだよ
でも、それを家族に知られるわけにはいかないから僕は「いい子ちゃん」を演じている
まあ、根っからのS気質なものだから、いじめたくなる
凪「佳祐、僕が怖い?」
佳「んな、ことな、い」
凪「そ?ならとことんいじめるからね」
佳(いじめ?痛いことする?)
凪「しないよ。佳祐の嫌がることはしない」
佳「そ、か……」
凪「じゃあ、なにしてほしい?」
佳(なんでもいいから気持ちよくして。1週間ずっと……)
ふっ……可愛いな
ずっとだなんて…さすがお馬鹿なケイちゃん
要望通りとことん愛してあげた
1週間ずっとね
でも、時々ケイちゃんの部屋に行って祐ちゃんの様子も見に行ってた
祐ちゃんはケイちゃんが元に戻るまで部屋にいるって言った
家にはまだ帰りたくないって
確かに真実を聞いてケイちゃんこんなになって、大人しく帰れるわけないよね
1週間すぎた頃、つまり発情期が終わった頃…
ケイちゃん馬鹿だから曖昧でしか覚えてないって
まあ、腰が痛くて痛くてしょうがないってのはわかるみたいだけど笑笑
ざまあみろ佳祐め
祐ちゃんはケイちゃん見て安心したのか1回家に帰った
まだ無理そうならこっちに来るって言ってた
まあ一件落着みたいな
はい。佳祐の発情、おしまい
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