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中学⑤
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あれから数日経った
結衣から連絡がきて話がしたいと言ってきた
「ごめんね…突然……」
「…大丈夫」
「……あの、ね………私と…」
結衣はその続きを言おうとしなかった
言わなきゃいけないのに言いたくないといった様子だった
俺はその言葉がわかっていた
「……結衣…」
「…ッ………」
俺は結衣のことを抱きしめて言った
「俺は、結衣のこと好きだよ。汚いなんて思わない。思ってない。あのことは俺が悪い…結衣は悪くない……俺は結衣のこと守れなかった。目の前にいたのに……守れなかった…」
「あれはっ……拘束されてたからで、葵くんは悪くないっ!」
「……ありがとう…けど、言うなら俺の方だよ……ごめん…」
「……私は…汚いんだよ、?…葵くんは汚くない…だから……」
「結衣は汚くない。……だから…………」
俺も弱虫だな…
「…………別れよ」
――俺たちは別れた
それから俺はずっとバスケをした…し続けた
何かを埋めるように
無心でやり続けた
そんな時、またあの3人の悪夢が始まった
俺は、その日もバスケをしていた
するとあの3人がきた
「久しぶり〜♪」
「………なんの用だよ」
「おーこわ」
「葵チャンに話があってさ〜………結衣ちゃんのこと、バラされたくなかったらついてきてよ」
「………ッ……」
俺はこいつらの言う通りついていった
到着した場所は、以前の体育館倉庫……
「じゃあ、始めようか?」
「…ッ、離せ!」
「ふーん……結衣ちゃんのことバレていいんだ?」
「…ッ………」
俺は両手を掴まれマットの上に押し倒された
そして、辻川が俺の上に跨ってきた
「大人しく俺たちに犯されよーな?」
それから、俺は犯された
最初はものを舐められたり、乳首をいじられたり軽いもんだった
……けど、だんだん激しくなっていってついに尻の穴に手をつけた
「…はっ……やめ、ろ……んっ…」
「お尻気持ちーかもねー?」
「俺我慢できねー」
「……あ"あ"ぁぁぁぁぁあ"!!!」
そして、尻にものを挿れられて犯された
強烈な痛みが尻にくる
「尻血出てる〜」
「あらら、切れちゃった」
「けど、これ結衣ちゃんの中より断然気持ちー」
「まじかよ!」
「…んぁっ……ぅっ……はぁ…んっ…」
それから何時間犯されたかわからないくらいずっと犯され続け、俺は気絶してしまった
目が覚めると、一人でマットの上で裸で眠っていた
………風呂入りたいな…
呑気にそんなことを考えていた
家に帰ると、俺の部屋に朔斗がいた
「……どこ行ってたの」
「…どこでもいいでしょ……朔斗には関係ないよ」
「…ッ……この前もこんくらいの時間だったよな…五十嵐とそんなシてたんだ。葵って顔に似合わず性欲強いんだな〜?」
俺の言葉にイラッとしたのか、そんなことを言ってくる
………そんな言葉、今は関係ないのに…五十嵐という単語を聞いた途端、涙が出て止まらなかった
結衣も、こんな気持ちだったのかな……
「……葵?」
「…ッ……」
……くそっ…止まれよ…止まれよ……
「……ッ…あ、おい?…どうした?…なんかあったの?」
朔斗には知られたくない……
知られたくなかった……
朔斗は俺が泣いている間ずっと抱きしめてくれていた
そして、落ち着いて泣き止んだ俺は朔斗にすべて話した
数日後、3人は転校していった
たぶん朔斗がしてくれたんだと思う
それでも俺と結衣はよりを戻さなかった
それから朔斗は前みたいに俺の部屋に来るようになった
朔斗は俺のことを心配してるんだと思う
今まで以上に俺に対して過保護になった
昔みたいに、どこに行くにも一緒になった
そして、極力中学のことを話さなくなった
結衣は中学卒業後、女子校の高校に入学した
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