アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
トラ先生絶叫する④
-
ソファーの隅に追いやられ、がっしりと両頬を固定されたぼくはトラ先生にぶちゅう〜、といきなり強引なキスをされました。
「っ!!」
恋人っぽいキスをまだしたことがなかったので、このふざけた様なキスをどう受け止めて
いいのか戸惑う。
「うふふ~!るうちゃんっ、ちょっとだけ待っていてね。準備をして来るわ!!」
トラ先生はぱっと起き上がると、スキップをする勢いで部屋を出て行かれようとされる。
「えっ、あのっ、待ってください!今日これからっ!?今からするのですかっ!?」
驚いてぼくも身を起こしてトラ先生に確認すると、
「もちろんよ!」
にっこりと満面の笑みで当然のようにあっさり返事をされる。
「今すぐベッドに行きたいけれど、準備があるのよ〜。るうちゃんはお風呂に入って
いるから先に行って待っていてちょうだい!」
トラ先生はぼくの手を取りマスターベッドルームに連れて行かれると、隣接した奥のシャワールームに姿を消される。
「………。」
話の流れで、とんでもない展開になってしまったことにぼくはベッドに腰掛けて茫然とする。
そもそもぼくはトラ先生を抱きたいと思った訳ではなくて、もっと漠然とした考えしか
なかったのですが…。
トラ先生のあっさりした変わり身の早さにも思考がついて行かず、成り行きに任せるべきか
長い間ぐるぐると逡巡し思案をしているところに、トラ先生が戻って来られました。
「るうちゃんっ、お待たせ〜!!」
上品な墨黒のフランネルのバスローブを身に付けたトラ先生がぼくに近づいて、にこにこと
横に腰を降ろされる。
トラ先生はぼくの軽く組んだ手の上に節のある長い指をした自身の手を重ねられ、顔を覗き込んで
「ふふ、るうちゃん緊張してる?」
いたずらっぽく笑いながら問われたのでぼくは視線を泳がせ、素直に頷きました。
「やぁん〜っ、かわいいわっ!」
トラ先生はぎゅうぎゅうぼくの頭を抱き締められてから、するっと指を髪にすべり込ませて
目を合わせたまま、少し開き気味に唇を重ねてきました。
ヌルっと唇を舐められてからゆっくりと離れ、にたりと妖艶な微笑みでぼくを射竦めると
「大丈夫よ。優しく犯してあげる。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
64 / 87