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ちょっと期待してたのに
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「敬吾さん、もしかして腰痛いですか?」
「へ?いや?別に……なんで?」
「なんかちょいちょい撫でたり叩いたりしてんなーって」
「あー。まあ無意識にやってるだけだ、痛いわけではない」
「無意識にそういうことしてるとこって大体痛めてますよ。ひどくなる前に揉みましょうか。うつ伏せなってー」
「えっ、………いいよ別に、ほんと痛いわけじゃねえし……」
「駄目ですって、腰痛やばいんですからね!うち親父がスーパー腰痛持ちで後一歩で下半身ダメになるとこだっ………ああまあ敬吾さんは下半身不随になっても俺お世話しますし?別にいいっちゃいいですけど」
「……………揉め。」
「はーい」
「……………。」
「……あーほら固い」
「うっ…………」
「うわ指全っ然っ入んねえもん」
「いっ!んーーー!」
「ここは?」
「いでっ、いてえ!!!ちょっ待っ………」
「……このへんは?」
「あ、ちょっと気持ちい、うーーー………」
「……………」
「うぁあい………ってそこ効く!いってえ!」
(……………敬吾さんてマッサージでエロい声とか出ねえんだなあ………)
おわり。
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