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古典の小テストもなんとか終え、他の教科もどうにか集中して終わらせると、やっと昼休みになった。
「口〜」
「ん?あれ?高橋、寝てたの?寝跡ついてるよ」
「まじ?」
蝮を見つけて見ようかと思ったら、高橋が眠そうな顔して俺の机に来て、後ろから抱きついてきた。
こいつ、自分の背丈が大きい事に気づいていないのか…
「重いんだけど…」
「購買行かね?俺今日弁当なくてさ〜」
「話聞いてた?」
高橋は基本的にバイトと勉強以外の事はちょっとアホ。だからあんまり人の話は聞いてない。
「ロは?弁当?」
「弁当だけど…」
「じゃあ飲み物奢るから購買行こう!」
「ええ〜…」
話全然聞いてない高橋が、キラキラとした金髪を揺らして手を繋いで引っ張ってくる。
蝮を見つける筈が…
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