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「あはははは、あははっ「笑いすぎだろ」あははは、ふぅ…はぁーあ、友成に押し倒されるほどヤワじゃないよ」
2人が乗ったエレベーターが開くと目の前に1人の男の子が立っていた
その子は友成を見るとパッと笑顔を咲かせて駆け寄りしっかりとした友成の胸板に擦り寄る
「っ!」
触れられればぞくりと身体に刺激が走り…友成はごくっと息を飲む
その男の子は友成が囲っていたうちの1人で今日が満月なのを知って会いにきたらしい
「友成くんっ、今日はぼくと気持ち良くなろう?」
ね?と上目遣いをしてくる男の子の肩を友成は加減せずに掴む
「気安く触ってんじゃねぇぶっ殺すぞ!」
「!?おい、友成っ…」
そして乱暴に小さな身体を突き飛ばせば男の子はよろけて無様に床に転がった、実同様この男の子もここまで乱暴な扱いは受けたことがなくて友成の中で自分のランクが下がったことに愕然とする
「全く……怪我ない?救護室に連れて行くよ」
「っ、会長くーんっ!足ひねったー肩も痛いよぉ」
悪びれることなく先に進む友成はクレインが待てと言っても止まるはずがない、クレインは自分の身体にすり寄ってくる男の子の手を取って救護室に運んだ後慌てて友成の後を追った
満月の日にこの体が不便だと思ったのは初めてだった
少しでも気を抜けば誰でもいいから犯したくなる、六花が好きだからという理由で他との行為をやめたところで六花が喜ぶことはないしなんなら馬鹿にされる可能性もある
我慢してもたんなる自己満足にしかならない
付き合ってもいない、友達でさえもない…なのに馬鹿馬鹿しいと自分で自分に呆れる
(クレインの言う通り…今日は休んどけばよかったか…)
今日は六花に合わないようにしようと心に決める、もし会ってしまったら理性をたもてる自信がなかった。
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