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そんな正体が分からない相手とにらみ合いする青少年らが対当しているをよそに
時を同じくしてこちらは会話らしい会話ができずにいた
話すのが下手な人間と片や喋れてるがそれは思念会話で相手に伝わらせることで可能にさせてきたもので見ず知らず(似ていても赤の他人)を相手にできない青年がお互い口数もすくないなかでみあってる
青年は数分前の相手とのやり取りを思い出す
匡灯を見失い途方にくれていた己の前に現れたのは匡灯にそっくりな男性であった
「シリブロー」
[……。]
自分の名前とは明らかに違う名を呼ばれた相手は何も答えない自分が聞こえてないのかと思ったのかもう一度名を呼ばれたが生憎と人違いだ
(勘違いを解こうにもどうすれば意思の疎通はできるだろうか?)
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