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238/支倉高志side
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「ひひっ。あーっ、支倉おもしれー!」
「お、岡本?」
「ふっ、あははっ。今までの威勢の良さはどこ行ったのさ!」
涙まで流して笑う岡本に、俺は呆気にとられる。
ひとしきり笑い終えた岡本は、俺の頬を両手で挟み込んで、目を見つめてくる。
「支倉、好きだよ。これ現実な」
「え......」
「どーせ、支倉のことだから、妄想かもとか思ってたんでしょ?」
「あ、いや......」
「こんなに大好きにさせといて、今さら妄想でしたーとか言ったら、怒るよ?」
「......」
「ほーら、支倉は?」
「......好きだ。愛してる」
「あはっ。ありがと」
岡本が俺の唇に岡本のそれを重ねる。
「岡本......抱いても良いか?」
「ふっ。ほんと、直球。良いよ。抱いて」
そうして、俺たちは布団の上で重なり合うこととなった。
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