アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
帰宅 4
-
食事を終え、2人でテレビを見ながらくつろぐ。
エディには話さなければならない事がある。
それでも今は辛いことを忘れて楽しそうにしているエディを見ると話したくなくなってしまう。
エディの為なんだ、頑張れ俺!
「エディ、あのさ…」
「どうしたの?」
「今日、図書館にグレンさんが来たんだ。」
「え…」
さっきまで楽しそうにしていたエディの表情が固まる。
そしてみるみるうちに表情は歪み、瞳から床にしずくが落ちる。
「ご、ごめんエディ。こんな話して。でも、お前には話さなきゃまいけないと思って…」
「アーサーは悪くない…ごめんね、巻き込んじゃって…」
エディの辛そうな顔を見ているとこっちまで苦しくなってくる。
「ごめんなさい…」
俺はエディを慰めたくてそっと肩を抱いた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
120 / 151