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グレンの話 3
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ベアードの話を聞くところによると、今日の早朝に調査でこの辺りを彷徨いていたベアードが家の前で熱を出し倒れている少年を見つけ、この家へ怒鳴り込んだらしい。
その少年こそがエディ・バルガーだ。
見るとエディは部屋の隅でベアードのコートにくるまって眠っていた。
この寒い季節に外にいるなんて、風邪を引いて当然だ。
「それで、どうして彼は外で倒れていたんでしょうか。」
「そ、それは…お使いを頼んでて…」
「そんな朝早くに、ですか?」
「うっ…」
わかりやすいな。
やはり彼は虐待を受けているらしい。
だってマダムは暖かそうな服を来ているのに、彼は薄い布の様な服を着ているのだから。
「と、とにかくこれはうちの問題ですから。出ていってください!」
俺達は家から追い出されてしまった。
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