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「変な意味が無いキスってなんだよ」
クスクスと笑う先生は俺の頭をわしゃわしゃと撫でる
「まあ、あんまり気にすんな
また明日な〜」
怒っていないと分かり少し安心した
俺の手をパッと離し、ひらひらと手を振る後ろ姿
それを見送りトイレに行く事も忘れて教室へと戻った
暇そうにしている蓮に一言謝りをいれて一緒に学校を後にする
家に着けば今日の事を嫌でも振り返る
突然現れたあの人は俺の担任の先生で、一年過ごす事になる。
晩御飯をすまし、風呂に入って寝る準備をする
色々と考えていれば日付が変わる前だった
布団に潜って俺はそっと目を閉じた
これから始まる事に比べれば小さい悩みになるとは知らずに…
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