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「僕は、、、先輩のことがずっと好きだった……」
「えっ…」
「八嶋に飲み会に連れてってもらう前からずっと…
でも話しかける勇気がなくて、八嶋に頼んできっかけを作ってもらったんだ」
……それは、
「ゆきは、ずっと俺の事を好きでいてるくれたのか……?」
どうしようか、、これは、、、
今までにないくらい、凄く嬉しい
「そう、コイビトになりたいって意味でね…
ひいちゃう?」
「引くわけないだろう!
じゃなかったらお嫁さんにならないかなんて言わない、むしろ、凄く嬉しいよ」
これは夢だろうか、現だろうか、
どちらであっても嬉しく、どちらであっても信じられない
「……そっか、そうだよね」
えへへ、と言いながら笑うゆきは今までで1番可愛く見えた
「じゃあ、ゆき…もう1度聞くね、
俺の、お嫁さんになってくれますか……?」
初めてだ、こんなに素直な感情をぶつけられる人は、
こんなにも一緒にいたいと思える人は、
自分の傍にいつもいて欲しいと思える人は、
男同士だからとかそんなものは関係無いよ
好きになってしまったから
俺達の関係は少し歪に始まったかもしれない、
でも、これが俺達なのだ。
凸凹で同じ所なんか殆ど無い俺達のカタチだ、
ゆきは少し恥ずかしそうにしながら
「うん、これからもよろしくね、先輩」
そういって俺の胸に飛び込んできた
そして、俺達の新しい関係がはじまった
Fin……?
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