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「…………SMクラブ。………ル、、??」
「『Rouge(ル-ジュ)』だよ。君がこれから働くお店。」
目の前には豪華なホテルのような外装で、安っちいピカピカと光るネオンは一切ない。
「俺、19なんで、未成年なんすけど。」
俺は風俗で働く気はこれっっっっぽっちもない。
ましてや、Mっ気もサラサラない。
「大丈夫。それは俺がうまく隠すよ。君、Ωでしょ?今、Ωのキャスト探してて…。君とっても美人だし、絶対売れるよ!」
「いや、女の方が需要あるでしょ。ていうか、なんで俺がΩだって、、、、」
「君が発情して倒れたって情報、流れてきたんだ。そしたら丁度100万なんて大金請求されて困ってたし、これは神様が俺に味方したかな〜!なんて?
発情期のΩはすごく締まりが良くて人気なんだよね。君も気持ちよくなれるし、一石二鳥じゃない?」
ーー全くもって意味がわからない。
俺は今まで発情期は抑制剤で止めてきたし、抱かれるとか抱くとかそういう性的なことは考えたことは、、、
いや、そりゃ、男だし、自慰とかはするけど。
「すんません。俺やっぱり無理です。100万絶対返すんで、これだけは勘弁してください。」
「え〜?んじゃ、力尽くかな。」
「は?!え?!」
視界が急に暗くなり、意識がフワッとそこで途絶えた。
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