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軋むベッド、
ユラユラと揺れる2人の影と、
その中でキラキラと光るダイヤモンド。
「……フッ……ァアッ………海堂さんっ、海堂さん…ンゥ……」
「紫音………、噛んでもいい?」
俺の項を人差し指でトントンと叩きながら、
海堂さんは幸せそうな表情で笑う。
「噛んで。海堂さんのものにして…」
泣きそうな笑顔で項に唇を寄せ、ジュッと吸い付きキスマークをつける。
「紫音、愛してるよ」
ガリッ………と、海堂さんの犬歯が俺の項に刺さった。
「痛ァッ……!!ぁっ………」
項に熱が集中して、まるで血液が煮立つような感覚。
そして海堂さんからフェロモンがダダ漏れて、俺の体がヒクヒクと疼いた。
俺の項から顔を離した海堂さんはニヤリと笑い、
俺たちは朝になるまで情事に耽った。
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