アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
《番外編》愛しい君に永遠を⑦
-
***
そして迎えた式当日。
俺は黒髪ロングのウィッグを被せられ、1時間に渡るヘアセットが施された。
そして顔に化粧を塗りたくられ、
目を開けた俺は………、
「俺?」
完全な女に化けている鏡に映る自分を見て唖然とした。
人生初の女装。
俺はどうやら化粧をするとその辺の女よりも断然可愛いようだ。
「あ〜〜///もうほんとに娘ができたみたい!!可愛い!!可愛すぎる……っっ」
相変わらずギュウギュウと俺の顔に豊満な胸を押し付けてくる美里さんだが、海堂さんの胸板の方が好きだなぁと思う俺はもうとっくに男としての何かが終わっているんだろう。
「海堂さんは…?」
俺が顔を上げて首をかしげると、
美里さんが目を見開いて大声を出した。
「紫音ちゃん、あなたまだ誠のこと名前で呼んでないの?!!!」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
95 / 271