アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
接触9
-
残り1/5程度の資料に目を通して仕事に取り掛かる。
S市は今回の抗争で手に入れた新しいシマだ。アダルトな店が多い、と言えばまだ聞こえはいいが、要は、人身売買やそれに使う器具の販売を中心に儲けていたらしい。
ホストクラブやホステスクラブだけでなく、SMプレイや拷問プレイ中心の店があったり、ガラス越しに客が商品に指示を出してそれを眺められるようになっていたり、様々な情事を撮影したビデオを見た客が気に入った商品を買い取れる店があったりと、よくこんなに思いつくなと寧ろ感心するほどだった。
中には子供や男を売る店もあったりして、色々な客に対応しているな。と呑気に考えながらデータを打ち込んでいく。
(Verwalter~執事と禁断の夜を~旦那様大歓迎!!
:
:
旦那様人気No.2、MIYA )
みや…雅……あいつ、今は知恵の輪でも組み立て直しているのだろうか。
名前が似ていただけで雅を連想してしまい、雅に申し訳なくなる。あいつがこんな悪趣味な風俗で働いてるなんてありえない。悪趣味じゃなくてもありえないが…
思ったよりも時間が掛かったがなんとか終わらせることができた。
占部さんは、かなり疲れた様子で煙草を吸っている。スッキリしてないようだしまだ仕事残ってるんだな。
「占部さん、こっち終わりました。俺、若に呼ばれてるんでそろそろ行きますね。」
「おー、サンキューなー。てらー」
「お疲れっす。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
25 / 105