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偽りの日常 2
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雪side
あの後、彼と一緒に帰る。
車に乗ってから話す事もなく家に着くと
当然のように上がり込んで
リビングの、ふかふかなソファーに座る。
「本当、勝手に座るよな」
「何か文句あんの?」
「ねぇーよ、飯は?」
「食う」
そして、ご飯を作ってもらい
一緒に食べると先に風呂に入れさせて貰った。
寂しぃ……、
こんな風に思うのも久しぶりで、
僕は "一人ぼっちの彼" に会いたくなる。
もちろん、"今は" 会えない。
「どうした、大丈夫か?」
「あぁ、大丈夫だ」
彼に会える日は来るのだろうか…
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