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繰り返す日常 3
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蛍side
雪の失踪で延期されていた動物園。
その予定が決まると共に
期末テストに向けての勉強が始まる。
「ねぇ、姫ちゃん大丈夫なの〜?」
「なんで?」
「ほぼ一カ月くらい休んでたよね〜?勉強、分かるの〜?
ついていけないんじゃないのかな〜?」
「はっ、そう言えばそうだった…」
勉強のことをやけに心配していると思えば
雪が学校に来ていなかった事を指摘され
完全に抜け落ちていた事に、気付かされた。
流石にいくら勉強の出来る雪でも
一カ月近くの休みは痛手だろう…。
「また、勉強会でもするか?」
「ん〜、そうだね〜。そうする〜?」
そんな事を話しながら歩いて
教室までいき、ST (short time) を終え
一時間目の授業を受けた。
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