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12 木ノ下恋也(生徒会長)視線
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※生徒会長視線
そっと晃に手を伸ばす。
すると彼はそれを避けるように俺に持っていた紙袋を押し付けて1歩後づさった。
そして、また、下を向いてしまう。
「こ、これ、朝借りた ……ジャンパー……です。 」
晃の手はぷるぷると震えている。
「なぁ、晃君 。 俺の事 ……そんなに嫌い?」
俺は勇気を出してそんな質問を投げかける。
晃が「ぇ……」と顔をあげる。
「ねぇ?嫌い?」
晃は「ぇ……ぇ……えっと……」と、あからさまに 、キョドり始める。
俺はいても経っても、居られなくなり 彼を覆いかぶさるように押し倒した。
晃の手から、紙袋が落ち、床に転がる。
「い……痛い…… 」
俺が晃の腕を強く押さえつけているからだろう。
晃は痛い々と唸りながらも俺に怯えた顔を見せる。
震え 恐怖に満ちた 瞳を向ける 晃はまるで小動物みたいだな と思った。
その時、俺の中で何かが壊れた。
自分の股間の辺りが熱をもちはじめる。
もう1度晃に問いかける。
「なぁ …… 俺の事…… 嫌いか ?????嫌いなら言えよ。 暴れろよ。逃げろよ。」
返事はない 。
晃の顔がさらに強ばるのが分かった。
「逃げないんだ 。じゃあ、 こんな事されても、君は逃げない?」
そして俺は 彼の シャツのボタンに手をかけた。
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