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いきなりのことにとっさに対抗する
「やめっ…!」
だが俺は身長が175センチあるとはいえ線が細いし筋肉もほとんどない
一方桜は俺より身長も高いしガタイもいいしその上空手の黒帯である
敵うはずもない
桜の手が俺の体をまさぐる
だが抱かれるならばシャワーだけは浴びておきたい
汗もかいているし何より有栖のそこは本来受け入れるべきところではない
「さくらっっ…シャワーだけ浴びさせて…」
「別にいいだろ」
だが桜は了承しない
「お願いだからっ…」
俺は必死に懇願する
「…わかった」
桜はローションなど持っていないだろうから自分の家へもどってシャワーを浴びるついでにローションも取りに行く
シャワーのヘッドを秘部へと押し付け蛇口をひねる
「…っ…」
俺はゲイではない。前に一度男と試してみたのだが全く勃たなかったしむしろ嫌悪感を抱いた
だか桜には抱いて欲しいと思う。その一心で自身の蕾
での自慰を繰り返していた
何度か繰り返し、スウェットに着替えて自分の部屋にあるローションを持って桜の元へ向かおうとする
しかし桜の家のドアノブに手をかけたところで体の動きが止まる
今この扉を開け、一線を越えてしまえばもう元の関係には戻れないだろう。きっと今ここで桜に抱かれても明るい未来なんてない。傷つくことはわかっている
今ならまだ、間に合う
でもーー
それでも俺はーーー
俺は扉を開けた
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