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美術部。3
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梓side
はじめから、バレるのは分かっていた。
でも、どうしても双子ちゃんには
言いたくなかった。
「……いや…、だ」
俺は泣かないように耐えたながら
辛うじてそれだけを口にした
「先輩、話して…」
「そんなことで、嫌いになったりしないから」
「玲くんと言う通りだよ?」
「で、も……」
俺も話して楽になりたい。
しかし、それは同時に
双子ちゃんを傷つけるかもしれない
「「大丈夫だよ」」
その言葉を最後に聞いた俺は
泣きながらに全てを話して聞かせたのだった。
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