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「ってことで椿ちゃん❤︎私に涙を流させた罪、重いわよ❤︎」
「…」
「じゃあ今度、私のために写真をたくさん撮らせてね!実は私のお姉ちゃん、お洋服作れるから!てかプロ!だから可愛いものたくさん着せちゃう❤︎ で、私のお願いで写真をたくさんとるから覚悟しておいてね❤︎」
「写真?可愛い…ふ、く…」
「ああっそれともっとやばい服も!!」
「美香ちゃん!それ僕も混ぜて!!ぜひ撮らして!!」
「ダメです❤︎」
「あー残念❤︎」
監督が残念そうだけどニヤニヤしている。
「ねえ明弘さん。昨日言ったじゃないですか?」
要が椿を冷たく見てから相沢の近くへ行って近づく。
「付き合っているなら椿には目を向けないでください。だって僕のことを持っと知ってもらわないと。」
相沢に背伸びをして耳元で囁く。
椿は相沢に近寄る要にびっくりして動けずにいるけど美香は嫌悪感を出しまくりで要を見ている。
「普通に友達でいいじゃないんですか…」
「それじゃあ嫌。ちゃんと僕のことをそう言う意味で知ってもらわないとね。」
そう言う意味?
普通の友達じゃない?
椿はさっきまであった違和感がもっと大きくなった気がした。
それがなんなのか確認するには…
さっきから二人の距離感に違和感を感じていた。
知りたいようで知りたくない。
でもこのモヤモヤを晴らすためには真実を知りたかった。
「要…、少し貴方と、話してもいいですか…?」
椿は真正面から要に声をかける。
「…うん、いいよ!」
小悪魔のような笑顔を見せられた瞬間、嫌な予感がした。
「すみません、ちょっと一旦要と話して来ますね。」
「椿ちゃん?…」
美香が心配そうにするけどそんな彼女を後ろにして要と二人きりになる場所へ歩いた。
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