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男ノ娘ト恋シヨウ No.①
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「あはははは!!」
今、俺の前には親友の美濃(みの)が立っている。
…女装しながら。
「…笑いすぎじゃない?慶(けい)」
いや、だって似合いすぎだし。
学校の王子様、と呼ばれている美濃は顔よしスタイルよし運動神経よし、で通っている。
そのオールマイティな王子様が女装しているのだ。
身長は高いが、似合いすぎてコワイ。
「美濃可愛い〜」
ニヤニヤしながら言うと美濃から反応がない。
え、言い過ぎた?
「…美濃サン?」
イキナリ顔上げたかと思うと黒い笑みを浮かべている。
ヤバイ…
逃げよう。
だが、美濃にはお見通しだったようだ。
「逃がさないよ」
「み、み、美濃?」
「どっちが本当に女の子に似てるか…教えてあげるよ♪け・い?覚悟してね」
覚悟なんてしたくない…っ!
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