アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
幼馴染の思い
-
弥月side
光に犯されて、光が怖くなった。
一人取り残された教室で、もう出なくなった涙の跡を拭きながら、ぼんやりしながらズボンを履いてとりあえず教室を出た。
クラスに行けば光に会う。
会いたくなかった、というか会えなかった。
俺は教室には向かわず、靴を履き替えて外に出た。
携帯を取り出して、最近新しく登録したばかりの人に電話をかける。
“仕事中でも出るよ”
“ダメ。仕事して”
そう言った言葉を思い出す。
でてくれると、今はすごくありがたいな……。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
50 / 65