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クリスマス 7
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桜side
夏とデートを楽しんでいたのに女の子に声をかけられて、イラッとした。でもファンだと言うから無我にも出来なくて、凄く面倒だ。今は僕だけど、夏もきっと同じ事になる…。
夏は上手くやるだろうけど、それでも、夏に声をかけてくる女がいると思うだけで腹が立つ。早めに恋人がいると公表したいなぁ…。売れないと自由も利かないし、がんばろ…。
「これからどうする?」
「帰る。二人きりになりたい」
「分かった」
疲れてしまったのもあって、帰る事にした。買いたいものは買えたし、夏のプレゼントはちゃんと用意してあるし…。
弟達の喜ぶ顔が楽しみだ。多分、当日は恋人と過ごすだろうし、早めに渡そうかな。クリスマスパーティーの日に、クリスマスプレゼントと一緒に渡す事にした。
クリスマスパーティー当日は、いつものメンバーとワイワイ過ごし、お泊まり会もした。恋話って意外と楽しい…。
「楽しいね」
「うん。桜と出会えて良かった…」
「僕も、夏と会えて良かった」
実際に言葉にすると少し気恥ずかしい…。ムズムズする感じ…。夏、すごく嬉しそうで、綺麗な笑顔を見せてくれる。その笑顔が見れただけで僕は満足だ…。
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