アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
文化祭 6
-
桜side
夏に連れられてステージに上がった。アオも一緒だ。
夏は何を歌うのかなぁ……。ぼんやりと見ていると、曲が流れ始める。僕はあまり詳しくないからわからない…。
アオも分からないみたいで、ふわふわしてる…。
僕もアオと同じようにふわふわ曲に乗って動いてみた
「〜♪〜♪〜〜♫~♬〜♪~♬〜〜♪〜」
『……すごい…』
『綺麗すぎる……』『あの子何組の子⁇』
『見た目も声も綺麗とか……』
夏の歌に聞き惚れる人たち…、周りからは好評の呟きが聞こえて来る…。どうしよ、夏を狙う人が出てきちゃったらやだなぁ……
『……ふはっ…だめだ…。ふわふわしてる二人が可愛い』
『分かる…。めっちゃ可愛い…』『あの衣装どこのクラスなのかなぁ…。見に行きたい』『可愛い……』
そんな会話がされていたなんて知らなかった……。夏の声に聞き惚れていたから…。いつのまにか歌は終わっていた
「ありがとうございました!僕達はお化け屋敷をやってます!是非遊びに来てください!待ってま〜す」
「ありがと、です……」
「遊びに来てね?」
僕もアオもたどたどしく宣伝して、夏と一緒にステージを降りた。そろそろ雪達が帰ってくる時間になるし、一度、雪達の出し物に戻ってみよかなぁ……。
「お昼、食べてから戻ろ?」
「間に合う?」
「多分大丈夫だよ。ほらいこ〜!」
「「うんっ」」
たしかにお腹も空いてるし、お昼ご飯を食べてから戻っても間に合うなら食べてからにしよう。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
177 / 252