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「ふ…ぁ、やぁ……」
「うん? ……あぁ、漆間はこうやって俺の声を聞くのが本当に好きだね。気持ち良さそうに喉が鳴ってるよ」
愉しそうに、その声が笑う。
耳許で続けられる悪戯に、甘い疼きが止まらない。
思わず彼の指を噛んでしまいそうになるからやめてほしい、と堪らず相手に抗議しようと目を開けて彼の方を見ると、
「っあ……」
ーーあの眼が、自分を見ていた。
ギラついていて、奥で絶えず焔が揺れている、欲情した、眼。
……嗚呼、それだけで、イけそうだ。
愉悦に喉が鳴る。それを見逃さなかった目の前の獣が指を抜いて、
「キツかったら、爪たてていいからね」
「っん……」
硬く閉じたそこを解すように、彼の湿った指が蠢き始める。
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