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龍哉さんに抱っこされ家まで蛍さんと龍哉さんと3人で帰ってきた
匂い…
いつの間にか龍哉さんの匂いに戻っていた
俺だけの龍哉さんでいてほしい…
取られたくない
俺だけを見て欲しい
俺の一方的な思いがどんどん膨れ上がり
そのうち、破裂するんだろうな…
俺だけが龍哉さんばかり好きなのだ…
抱っこされながら悲しくなった
好き…
大好き…
「す…き」
「蓮…今、声が…」
ソファーに降ろされ龍哉さんが目線を合わせ俺を見つめる
「蓮、もう一回…ゆっくりでいいから、俺の名前呼んで?」
「…た、つや…さん」
「蓮っ!」
ギュッと抱きしめられ、蛍さんが居るのに思い切りキスされた
「んっ……っふぁ」
「本当によかった…」
龍哉さんが俺を大切そうに抱きしめ頭を撫でるから、
俺は自惚れ龍哉さんにまたハマっていくのだ
「蓮くん、声出るようになってよかったね…若、俺はこれで失礼します」
と言って蛍さんは帰っていった
「俺…嫌だった…龍哉さんが…女の人の匂い、させて帰ってきたの」
「うん」
「俺だけの…龍哉さんでいて欲しいから…俺だけ見て欲しいから…」
「うん」
「俺には龍哉さんしか居ないから…他の人に取られたくないんです」
「あぁ、わかってる…俺は蓮だけのもので、蓮は俺だけのものだ」
「俺ばっかり…好きなのやだ」
「何いってんだよ…俺も、蓮のこと好きで好きで堪らない」
「嘘」
「嘘じゃない…好きだから蓮のことで取り乱される…好きだから余裕が無くなる」
「大好き」
「俺は愛してる」
龍哉さんは、おでこにそっとキスを落とし俺を抱っこしてベッドへと運んだ
「もう遅いから…寝るぞ」
「はい」
龍哉さんは俺を抱きしめ、眠った
俺も眠くなり、いつの間にか眠っていた
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