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  • 俺とあいつの関係 如月君と霜月君の場合。

    yuzu
    俺とあいつの関係 如月君と霜月君の場合。の表紙画像

    31

    23

    全25ページ
    読了時間:約64分
    公開:2017/03/24 21:00
    更新:2020/04/13 14:15
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    完結
  • 概要

    「暁ちゃんいくょー!
    早くしないとグラウンドとられちゃう。」

    「うん、今行くー。」

    俺は風を切り裂くような音にビックリして
    グラウンドに向かう途中に体育館をのぞいた。

    そこにはバトミントン競技の意外な激しさと
    スピードが有った。
    スゲーっ!て食い入る様に見ていると
    先を急ぐ健ちゃんに催促されたのだ。

    それでも動けずにコートに釘付けになっていると
    チームの中でも強烈なスマッシュ打ってた奴が
    何やら怒鳴っている。

    「風が入るからマネージャー体育館のドアしめろょ!」

    そんな怒らなくったって良くね?

    「すいませんっ」

    マネージャーらしき女子が
    走ってこちらに向かって来た。
    奥ではすごい目でさっきの奴が睨んでいる
    何!?感じ悪すぎ…
    (強烈なスマッシュ打ってた)
    は、全面撤回!

    マネージャーが走ってこちらにたどり着く前に
    俺は健ちゃんの後を追った。


    俺、如月暁一
    中学三年サッカー部
    勉強は苦手だけどま、普通位の…ちょい下?位の成績。
    身長163センチ体重52キロ
    これから身長は伸びると信じて毎日牛乳飲んでる。

    友達の光村 健太
    同級生の幼なじみでサッカー部

    俺はあれ以来サッカー以外のスポーツに
    初めて興味を持ち
    中学生活でサッカー部を引退をしたら直ぐに
    市のバトミントンのサークルに参加した。

    本来なら学校のバトミントン部に混ぜて貰えば良かったのだが、あの感じの悪いヤツを思い出すと…
    気が進まず。
    サークルへは近所で幼なじみ、
    イッコ上で昔からバトミントンをしている
    池くんから紹介して貰った。

    ラケットを購入する小遣いは無かったが
    池くんからラケットのお下がりをゲットする事が出来た。

    運動神経には自信が有る
    あいつのスマッシュなんて直ぐに超えてやる。
    と思っていたが、これがなかなか難しい。

    思う様にシャトルは飛ばないし
    ラケットに当てるのにも一苦労。

    サークル以外にも毎日誰かしらに声をかけて練習した。
    そうして二カ月もすれば少しは形にはなって来た。
    俺は高校入試と同時進行で毎日特訓に励んだ。
    何よりバトミントンを凄く好きになっていた。
    そして卒業を迎え俺はこの春、高校生になる!

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