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なんか可愛い
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外で秋ちゃんが待っていてくれた。
秋『あ、幌野』
利騎『よぉ川端、じゃあ俺行くわ。』
後ろを向いて行こうとした幌野君に声をかける秋。
秋『暇なら寄ってけば?』
珍しい…秋ちゃんが人に興味を示すなんて。
利騎『…暇だけど』
秋『みんな寝てて起きねぇし、来いよ。』
利騎『…おう。』
不思議な組み合わせだなぁ
秋『はいって。』
遙『お邪魔してます。』
利騎『…お邪魔してます。』
みんな寝てるらしいから静かに小声でいう。
人の家とか遊びに行ったことないのかな、幌野君。
秋『じゃあ俺飲み物持ってくっから2回の部屋で待っとけ。』
秋ちゃんにお願いしようと思ってたんだ!
遙『あっ、幌野君先に行ってて?』
そういい、秋ちゃんを追いかける。
遙『秋ちゃん。』
秋『遙?』
遙『うん、湿布とお風呂貸してくれないかな…。』
秋『湿布…?いいけど。
幌野と何で一緒にいたんだ?』
不思議そうな顔をして聞いてくる。
遙『早朝に公園でさ、ベンチに座ってたら変質者に絡まれて…ちょうどいて助けてくれたのー。』
秋『気をつけろよ?良かったな幌野来て。』
遙『あはは…じゃあお風呂よろしくっ』
お願いをして先に秋ちゃんの部屋に向かう。
入ると1人ぽつんと部屋の中で立っている幌野君。
遙『どうしたの?』
利騎『あ…いや、俺人んち入ったことねぇからさ。』
遙『そうなんだ、ほらほら座ろ?』
利騎『あ、あぁ。』
ぎこちなく座る幌野君は可愛かった。
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