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三人目
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「サクヤさん」
ロゼッタが客…サクヤに聞いた
「はい」
「貴方は、さっきの話を聞いてレンさんを愛せますか?」
「……私は何も知らないんです。この人が、怖い…」
「サクヤ!」
ロゼッタはそっと目を伏せてハサミを手にした
「何を…」
「サクヤさん、では縁を切りますか?この人と続いている前世からの縁を」
「やめろ…ッ!!」
「…お願いします」
「サクヤ…!やめてくれ…!!」
チョキ、と何かが切れる音がした。
ロゼッタは空中でハサミを動かして何かを切った。
男が倒れた
「…何が、あったんですか?」
「たった今、貴方とその男性の縁を切りました。その男性が貴方を追い回す事はありませんし、もう貴方の事を覚えてはいません」
「…マスター…」
イルが呆然としながら呟くように言った
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