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ー千秋side
「やっとか、良かったよ。これでビクビクして学校生活をおくる心配がなくなったよ。じゃあね」
そう言って川瀬は家から出ていった。
川瀬……涙堪えてたな…。
自分が川瀬にあんな悲しい顔をさせていると思うと、胸が痛い。
そして、抱きしめたくなった。
今すぐにでも、嘘なんだ、好きだと言いたい。
だけど、もう後戻りは出来ない。
この方が、川瀬にとっても、俺にとっても一番いい選択だからな。
そう自分にいい聞かせ、
食欲も出ないので、無理やり眠りについた。
———朝。
いつもより目覚めが悪く、学校へ行く気にはなれなかった。
……今日は休もうか。
行っても川瀬を見てつらくなるだけだからな…
ー千秋side end
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