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ふんふんふーん♪(遥翔)
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聞いて聞いて、読者のみなさん!!
ゆきちゃんがね、遂に…!遂にっ!!
僕を、『はる』って呼んでくれるようになったんだー♡
あと、あっくんとちゃんと話して、
帰ってきてくれた。
僕にとって、これがどれだけ嬉しいことかっ!
飲み会だって、楽しい時間だった!うん!
帰り道の足取りが軽い軽い!
って言っても、ゆきちゃんは多分寝てるから
静かに、静かにね…
「ただいま…」
「ん…はる、おかえり。
ごはんあるけど、食べる?」
ひょっこり顔ソファの肘置きの辺りから顔を覗かせる。
待っててくれたのかな…。
幸せだ…。
初めてあった時、色んな表情が見たいと思った。
最近じゃ、毎日違う表情を見てる。
今日のゆきちゃんは、眠たいけど起きようとしてる顔。
たまに 目を擦るのがかわいいもんだ。
「ねぇ、ゆきちゃん?」
ソファから、のそりと起き上がって
僕の夕飯を準備しようとする ゆきちゃんを捕まえる。
「なに…?ちか…ぃ」
「僕ね、ゆきちゃんが居れば幸せだよ。
帰ってきてくれてありがとう。」
耳まで赤くなって、「別に」って答えるゆきちゃん。
肩に頭を預けて、抱きしめ返してくれる。
「はぁ…もう、好き。好き。大好き。」
「…酔ってるの?」
ふと、真っ赤な顔が上がったかと思うと
首に腕が回ってくる。
…顔がだんだん近づいて、
――ちゅ。。。
優しく、キスをしてくれた。
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