アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
教科書
-
あっ、次の時間は数学なんだけど…
それ以前の問題にぶち当たった。
教科書類ない…。
何でもらってないことに気づかなかったんだ?
うぅ…しょうがない、隣の子に見せてもらうか。
ちらっと隣を見ると、じーっと僕の顔を見ていた。
刹那『ぇっ、ぁー…
ねぇ、僕教科書類貰うの忘れてて何も無いんだっ。よかったら一緒に見せてくれないかな?』
隣『うぉっ、う、うん!喜んで!!こっち寄っておいで…?』
刹那『うん、ありがとぉ。』
机をくっつけて座ると、何故か距離を縮めてくる。
そして肩を抱かれて…
刹那『ちょっ、、』
どうしよう、そう思った時に声がかけられた。
永遠『おい、テメェなにしてやがる。』
隣『えっ、俺はただ教科書を見せてあげようと…』
永遠『でもセクハラしてただろ?安藤も逃げろよ。
席も変えてもらえ。教科書は俺の使ってもいいから。』
この会話を聞いてたクラス中の人たちが怒り、
僕の席を変えてくれた。
でも何故か藍原君の隣。
これは偶然…だけど、お礼言わなきゃ。
刹那『藍原くんっ、さっきはごめん…迷惑かけて。』
永遠『あ?俺がいつ謝れなんて言ったわけ?うざ…』
なんで怒ってるのーーーー?!
刹那『っ、ありがとう!』
永遠『別に。』
そのまま僕に教科書を貸したまま寝てしまった。
先生も指摘しないあたり、寝てても起こさない理由でもあるのか?
権力?いや、成績が余裕で良いから?
にしても綺麗な黒髪だな…。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
18 / 143