アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
舞い上がる
-
あれ…着替えてこいよってことは、藍原君はお部屋に篭らないの?
あんなに最初はお部屋から出てこなかったのに…
やばい、格好良い。
そういえば成弥に相談した時、さらっと恋の予感とか言ってなかった?!!!
え、僕…藍原君の事好きなの?!
でもまだ会ったばかりなのに?
違うよね、うん。
…でももし一目惚れとかだったらドキドキする意味もわかる。
どっちなんだろう…
座り込んで悩んでいると、部屋をノックされる。
永遠『刹那、大丈夫か?』
その問いかけにとても驚いてしまった。
刹那『ほぇ?!!!!!!!!』
驚いた勢いでバッと扉を開けてしまう。
永遠『ど、どうした?』
刹那『僕のこと名前で呼んだ?!』
永遠『呼んだけど…?』
刹那『いつからっ?!』
永遠『わかんねーけど…最近?』
刹那『どうして?!』
永遠『安藤じゃ、堅苦しいかと思って。』
刹那『そっ、そうなんだ!』
質問攻めにしちゃった…やば。
永遠『嫌だったか?』
心配そうに聞いてくれる。
刹那『ううん、嬉しい!ぁ、じゃあ着替えてくるね…。』
永遠『…おう?』
部屋の扉を閉めた。
僕のバカバカバカー!!
好きって自覚したばっかでおかしくなっちゃった…。
それから忘れるように着替えて部屋から出た。
…名前呼び、嬉しいなぁ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
74 / 143