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「さぁついたよ。」
うわぁ・・・・。
おっきい・・・。こんな大きいお家初めて見た・・・。
「さっ入ろう?」
「・・・はい。」
「ここが遥の部屋だよ。一応洋服も買っておいたんだ。
気に入ってくれればいいんだけど・・・。
足りなくなったら今度は一緒に買いに行けたらいいな。
一応暇つぶしになったらと思って本とかも買ったんだけど・・・。
ごめんね、俺兄弟いないから何にしたらいいかわからなくて・・・。
これほしいとかあったら遠慮なく言ってね。」
僕のためにこんなにたくさん・・・。
お洋服なんてこんなに買ってもらったのはじめて。
足りなくなることなんて絶対ない。
こんな広いお部屋・・・。
いいのかな?僕なんかにこんな広いお部屋。
もったいないくらい。
「そうそう。あそこの窓からちょうどうちの庭園が見えるんだ。
今の時期いろんな花咲いてるから綺麗だと思うよ。
ちょっと休憩しよっか。なんか飲み物持ってくるね。」
お花・・・・。
うわぁ!!すっごくきれい。
こんなたくさんのお花初めて見た・・・。
コンコン
「お茶持ってきたよ。あっお花見てた??
綺麗でしょ?」
「・・・はい。」
「この家を建てたときに俺のお母さんが最初に花を植えたの。
でも今は仕事で忙しくてできないから庭師っていうお花の手入れとかしてくれる人がお手入れしてくれてるんだけど、この庭は俺の小さい頃から変わらないんだ。
俺もこの庭が大好きなんだ。」
雪那さん優しい顔してる。
本当にこの庭が好きなんだ・・・。
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