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紺野side
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酔ってる時のアイツほど接したくないわけで
卯月を見捨て、俺はひたすらゲームした
「ふぅ・・・」
ゲームが一段落してヘッドホンを外しベットを背にして脱力
ガチャッと玄関の開く音がし、車が去っていく音がした、多分姉ちゃんの彼氏が来たんだろ
で、あれ、卯月は?
そう思っていたら、部屋のドアが開き卯月が入ってきた
「紺野ぉ〜!」
めっちゃ酔ってる
「・・・アイツ未成年に酒飲ますなよ」
「ゲーム終わったぁ?」
顔がほんのり赤くて、いつもの目つきの悪い顔ではなく、とろーんとしてる、てゆーかすげぇ間抜けな顔して笑ってる
コイツこんな顔もできるのか
「一段落ついたとこ」
「じゃあ、まらやるの・・・?」
「え、あぁうん」
舌っ足らずな卯月の言葉に驚く
あのバカ姉はどんだけ飲ませたらこんな人を酔わせられるんだよ
「だめ!」
「え」
いきなり怒鳴る卯月
「やだやだ俺に構え!」
「・・・・・・」
駄々をこねる酔っ払い
酔っ払いうぜぇええ・・・!
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