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『指定席』9
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そうだったんだ……。
坂田も俺の事を好きでいてくれたんだ!
俺は、坂田の話を聞いているうちに泣いてしまったらしい。
坂田が慌ててハンカチで涙を拭おうとしてくれている。
…早く、伝えないと……!
う「…さ、かた…。」
泣いていたせいか、上手く喋る事ができない。
坂「……な、何…?」
う「…あの、…さっき、言ってた好き、な人っていう、のは、実は坂田の事で…だから、そのぉ…」
う「こんな俺でよければ付き合ってください!」
坂「俺はうらさんじゃなきゃダメなんよ。それに、俺の隣はうらさんの'指定席'でしょ?」
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