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番外編 クリスマス
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ツリーや建物に装飾された飾りがキラキラと輝く。肌に刺さる風に、ふぅーっと息を吐くと視界に白いモヤができて一層寒さを感じた。
マフラーを鼻まで上げと、カップルやら何やらサンタやら人混みの中から変態を探した。
悠人「遅いな………せんぱい…………」
ずずっと鼻をすすると、寒気がして変態が近くにいると分かった。まだ、癖(ストーカー)が直っていないのか。早く変態が出てこないと風邪を引きそうだ。
悠人「寒い………」
背後からの気配に後ろを向くと、変態はカメラを持っていた。
角谷「悠人……」
悠人「遅い……。変態。今度から一枚僕を撮ったら1000円ね」
角谷「ごめんなさい。」
角谷は悠人を抱きしめると、自身に巻いていたマフラーを悠人に巻きつけた。
悠人「早く行こっ」
今日は説教するために来たのではない。クリスマスデートだから。周囲からの視線なんて気にしないで恋人繋ぎをした。
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