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⑥ (R18)
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外はもうすっかり夕暮れ時で、教室の窓からは夕日の光が差し込んで教室全体をオレンジ色に染め上げていた。
その教室に荒い熱を持った息づかいが響く。
「ひッ……いぅ……あぁ……ッ!」
浅海は机に肘をついて尻を突き出していた。その体勢のまま、瀬世に尻を愛撫される。
気持ちが悪い。慣れない感覚。
執拗に尻の蕾を舐められ、舌を入れられ、吸われて、また舐められの繰り返し。
瀬世の唇の熱が肌を焦がす。
もう嫌だ……イきたい……ッ――
「あぁッ、瀬世……ッ、も、もうッ、無理ィ……!」
瀬世は顔を上げるとニヤリと笑った。
「……何、もうイきそう?」
瀬世が視線を下げると、浅海の腰がふるふると震えていた。舌なめずりをする。
「……悪い子だね、先生。腰振ってさ……。そんなに欲しいの? 変態」
「あ……違ッ」
浅海の身体はもう自分の力ではどうすることも出来なくなっていた。執拗ないじめに身体の自由を奪われてしまったのだ。
しかし、動きを止められたら止められたで、反応しきった身体は快感を求めて疼いてしまう。
どこか、奥の奥の方で、瀬世を求めている自分がいる――
「……イきたいんでしょう? いいよ、先生。入れてあげる」
艶のある声で囁かれる。背中にぞわぞわと波が走った。
期待している。この状況に、瀬世に、自分は過剰に期待している。
瀬世は鞄を漁り、小さな袋を取り出した。その袋を見てはっとする。
「はっ……? お前、コンドームなんて……なんでっ?」
「……もとからこうするつもりだったから、準備しておいた」
そう言って次に取り出したのはローション。それを手に垂らし、馴染ませていく。
その時間はまるで焦らされているようでそわそわする。
早く、早くと身体も心も求めてしまう。
「……じゃあ、力抜いて。痛くないからね」
瀬世はローションを絡ませた指をゆっくりと浅海の中に入れていく。
ナカが押し広げられていくようだ。
「ふっ、ぅん、あぁあッ、いッ、たぁぃ……!」
「……痛い?」
こちらを見る瀬世が、あまりにも心配そうな顔をするから、思わず首を横に振ってしまう。
痛い。今まで感じたことのない痛みと不快感。
でも、もっと、もっとなんだ――
「痛く、ない、から……ッ。は、早く……」肩越しに瀬世を見つめる。「早くして……」
すると、瀬世はにんまり笑って言った。
「……嫌」
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