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寝れない。
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あれから2日のこと生徒会のみんなに手伝ってもらって寝てみたけど全く寝られなかった。
うとうとはするんだけど。
昨日は一葉先輩。
一葉「あー、奈津の時も大変だったな。眠りにはつけてたけどね。」
奈津「…うん。」
一葉「意外だね。奈津が心配するなんて。」
奈津「そう??」
頭カクカクする。
先輩が帰ってくるまでの辛抱だよね。
でもあと2日かぁ。
渢汰「咲夜〜大丈夫?」
咲夜「うん。平気らよ…。」
理央「ちょっと呂律回ってない。」
うう。
お姉ちゃん。
清都先輩。
頭冷やそう。
咲夜「トイレに行ってくるね。」
理央「ついてく?」
咲夜「大丈夫。」
トイレに行ってとりあえず顔を洗ってみた。
そんなに隈とかはできないタイプだと思ってたんだけど肌が結構白いだけあって目立つ。
なんか窶れてる。
入院してた時以来かな。
どうしよう。
外出許可もらってお姉ちゃんに会いに行こうかな。
まぁ、今日は頑張る!
顔もきちんと洗ったし!
後の授業乗り越えよう!!
そして少し騒がしい廊下へ出た。
もうすぐ授業。
「ねぇ、咲夜くん。ちょっと教材運ぶの手伝ってくれないかな?」
咲夜「うん、もちろんいいよ。」
しばらく階段を上っていって、準備室を目指す。
眠い。
だから気がつかなかった。
こっちには何もないって。
そして気づいた時には手遅れだった。
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