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しーちゃんといとちゃん
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咲夜「え!?しーちゃんといとちゃん!?……へ??」
水樹「だからー!この二人しーちゃんといとちゃんだってこと!」
待って待って。
しーちゃんといとちゃんはこんな巨人になるはず無い!!!!
それに女の子!!
僕の将来図にはこんな巨人じゃなくて超可愛い女の子だと思ってたのに!
水樹「あ!そうか!咲夜のはつこ
咲夜「それ以上言わないでぇえええ!!!!!!!お姉ちゃんのばかぁ!!!待って待って!なんで、あのしーちゃんといとちゃんがこんな大きくなっちゃったの!?ドラ◯もん来ちゃったの!?来たの!?ぜっっったい信じないもん!」
だってあの時スカート履いてた!!
髪の毛も長かった!!
僕のが背が高かった!!!
なんで!?
秀「呼び名。」
清都「流石に今聞くと辛いところがあるって言うか、死にたくなるから本当にやめろって。」
二人を見ると黒歴史のように俯いてた。
咲夜「でもでも!二人はどんな関係!?…ですか。」
もうなんて話しかければいいのか…。
秀清都「「従兄弟。」」
あ、そう。
ほんと嫌。
多分この様子だとお姉ちゃんは知ってたんだと思う。
あの頃からお兄ちゃんは静かで読書家だったなぁ。
お姉ちゃんはガキ大将で、お兄ちゃんが本当にみんなのお兄ちゃんみたいだった。
あんまり喋らないけど、優しいお兄ちゃん。
清都「俺、水樹嫌い。柚樹の優しさ見習えっての。」
秀「同感。」
水樹「酷い!小さい頃だって、スカートめくってただけじゃん!!女の子みたいだったくせにー!女々しい!」
清都「好き好んで着てねぇよ、あんなの!あの時、庭で遊んでる野郎5人を見た親らが絵になるからって背が低い順に着せたんだよ!!」
なにそれ。
知らない!!!
渢汰「あの〜、水樹パイセン。とりあえずパートナー適当に作ってくれませんか〜?みんな展開が気になり過ぎてパートナー組めてないんで〜。」
あ、忘れてた。
そして舞台の上では、
奈津「やっぱり、奈津!鳴海先輩と組みたいの!!!!一葉なんか嫌ぁあー!」
一葉「ちょっと待ってって。奈津。落ち着いて。」
奈津「落ち着けないもん!奈津の清都先輩盗られる!」
なんかコントみたい。
ってそんな場合じゃない!
水樹「じゃあ、比較的イケメンな秀いっただき。あ、しーちゃんだった?」
秀「最悪。」
咲夜「え!?待って!?お姉ちゃん、1年なの!?ていうかここ入るの!?」
確かにネクタイの色は、僕と同じ緑。
お姉ちゃんは進学してたらちょうど大学1年生ぐらい。
水樹「だって、中卒だし。あれ?言ってなかったっけ??このお姉ちゃん体育祭までここにいるから、よろしく!!…渢汰が早くしろって静かに怒ってる。早く清都と組んだら?あ、いとちゃんだったね。」
清都「チッ…てめぇ、まじで後覚えてろよ?」
水樹「わぁ、怖い怖い。」
ほんと頭ついて行かないんだけど。
これはなんで一緒に寝れたのかって言う疑問もすぐに解ける。
昔からの馴染みだったからだ。
親でも無理なのにそれを超えるって、すごいけど。
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