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「やっぱり、ぼく、ゆーさんのことがすごく、好きでとまらないんです。……だからアイツとゆーさんが楽しそうに喋ってるのを見ると、心がぐらぐらして、息がうまくできなくなって……」
アイツというのは当然、新木のことだろう。
「アイツの顔を見るたび、クラス全員に好かれたくて必死になった頃の自分を思い出すんです。あの頃みたいに、だれもぼくのことなんて好きじゃないかもしれないって不安になって……」
「カズマ」
「もしかして、ゆーさんも本当はぼくのこと好きじゃないのかもって考えちゃって……」
「そんなわけねぇだろ」
好きじゃないなら、こんなに一緒にいられるわけがない。
「お前は一人じゃない。俺がいる。忘れんな」
「……はい」
頭をもたげているカズマのそこをもう一度その気にさせるため、舌先でくすぐった。
いつもしてくれるよう、繰り返し、丁寧に舐めあげる。
「……っ、ん、はぅ……」
耳だけで感じる彼の呼吸はだんだんと荒く、湿っぽくなっていく。探り探りの愛撫なのにきっちりと感じてくれるのは純粋に嬉かった。
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