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そこ…
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【千秋】
どんなに乱れても、俺は絶対壊れない!
冬弥が俺のことを見つめる目が、いつもと違っているのは気づいていた
それが何を意味するのかも………
「なっ……これ、千秋は俺のもんだからっ!」
開いたこともなかった封筒
開けてもいいかと聞かれ、つい、いいよと答えたのが事の始まり
まさかあんなことが書かれていたなんて
だって、そんな雰囲気なかったんだもん
「俺は冬弥しか見てないよ?大丈夫だから……」
取って付けたような言葉に聞こえたのかもしれない
でも、それだけじゃないのに、今の自分ではそれ以上のことが言えなかった
「ねぇ…俺をどうするの?」
挑発的な事を言ったのは、少しだけ冬弥の奥底を見てみたかったから…
いつもクールな冬弥
実況だって、俺たちが馬鹿な事を言っても殆どノって来ない
そう…冷静な紳士と呼ばれていた
そんな冬弥が、こんなにも感情をむき出しにしているんだ…興味湧くに決まってる
それがどんなに刺激の強いことだったとしても
「俺だって男だからね、紳士じゃいられない時だってあるんだよ…特に、千秋に関してはね?」
ゾクッとする目
薄めの唇から、俺の欲望を引き出すかのような言葉が次々と出てくる
それ…かなりクるよね…
「千秋の好きなところが、何かして欲しいって…ね、どうして欲しい?」
「クリクリして!いっぱいクチュクチュして……早くっ!」
尖りを舌でつつきながら、吸い付くように絡め舐められる
「んぁ……や…あ…あぁ………ん」
「ここ、苦しいって…千秋はエロい身体をしてるからなぁ?」
ズボンの上からなんて、わざと焦らす冬弥に我慢出来なくなった
「やぁ………っ!」
おねだりをして、なんとかしてほしくて腰を押し付ける
冬弥もまた、自分の昂りを惜しげも無く俺の自身へと重ねて……ヤバい、も……出そう…っ
「くっ………はっ、だめぇ………っっっ」
自分の出した欲で、ズボンがじんわりとシミを作る
恥ずかしくて涙が出るけれど、それ以上に快感に震える身体
「ああ…もうこんなにしちゃったんだ?脱がしてあげないと……」
「冬弥……の…馬鹿ァ…っ意地悪やだぁ…」
「そう?まだして欲しいって、ほらこんなに立派に主張してるけど?」
「…も、意地悪じゃんっ」
素直に言いたいのに、まだ完全に理性を手放せない
自由に感じたいのに………
もどかしいよ…助けて…………
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