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お店に着くと店員から僕達が見えたのか向こうから出迎えてくれた。
「いらっしゃいませ」
丁寧なお辞儀に何故か途端に僕は恥ずかしくなった。
兄さんの後ろに隠れる。
「ん?どうした、
夏鈴」
「な、何でもない!!」
僕は隠れるように店内の奥に逃げる。
「息子さんですかな?」
「はい、
末の息子です」
父がオーナーと思える年老いた男性と話すのを影から見てた。
「そうですか。
可愛らしいですな」
「あれでも高校生です…」
「なんとっ!!」
男性とは父の言葉に驚いていた。
(どうせ小さいですよー、
高校生には見えませんよー)
心の中でひねくれていたのは内緒だ。
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