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おまけ。
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…その後。
「はぁぁ…」
溜め息が、出る。
「はぁ」
「ねぇ、飛鳥…そんなに落ち込まないで」
隣の蒼空が、俺を抱き締め頭を撫でてくる。
「……はぁ」
「飛鳥、俺は大丈夫だから!…ね?」
「…俺が、大丈夫じゃない」
「ほんと気にしなくていいから…っ!飛鳥の身体の方が大事だし…!」
十数分前のこと。
蒼空の想いを知った俺は、彼に応えたくて、二回目を誘った。
そう、俺が誘ったのだ。
…しかし、結果は……言うまでもない。
「…そんなに気になるならさ」
腕の力を緩め、顔を見合わせる。
「飛鳥が、俺のこと慰めてよ」
「…は?」
「飛鳥の手で……飛鳥が嫌じゃなければ、…口も使って……」
顔が熱くなっていくのが分かる。
それに蒼空も気づいたようだ。
「…ごめん、やっぱ忘れて。…先寝てて」
そう言って、いつものように布団を出ていこうとする。
「待っ……」
「…ん?」
それで、蒼空が悦んでくれるなら。
「…やり方を…教えて、ほしい…。」
その時蒼空は、今まで見たことないほど優しくて、少し照れたような笑みを俺に向けた。
Fin.
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