アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
媚薬の効果 …5
-
「っ、っ!!……んぅ!」
アルフレッドがゆっくりと中指を入れると、ルシエルの身体はビクビクと跳ねた。
ルシエルは、初めてそこに他人の体温を感じて、感動で涙が溢れた。
「ルゥ?痛い、か?」
「ううん。い、痛く、ない。から、指、増やして?」
「いや、無理はダメだ」
「だいじょーぶ。……さっき、ちょっと解した、から」
ルシエルのその言葉に、アルフレッドが止まった。
「え?……解し、た?……ルゥは、この……知識が?」
自分は他国でようやく得た知識なのに、どうしてかルシエルも知っていて、さらに一歩先を行っているような発言に、アルフレッドは慌てた。
もしかしてイーサンが教えたのではないかという考えが頭を過る。
「う、ん。……ミィが、恋愛小説を貸してくれて、それに、書いてたんだ。それで……アルと、やりたくて……」
ルシエルが頬を染めて目線を下げた。
「そう、か。ミシェルさんが……」
ミシェルがなぜそのような内容の本をルシエルに貸したかはさておき、イーサン絡みでない事にアルフレッドは安堵した。
「うん。ね?だから、知ってるから、大丈夫。きて?もっと。……女にするのと同じように、して?お願い」
「そうか。……分かった」
本は読んだが、実際のイメージがつかなかったアルフレッドは、ルシエルの言葉の通りにする事にした。
ミシェルの貸した本とやらが気になるので、いつか手に入れようと心にメモする事も忘れない。
アルフレッドは、すんなりと自分の指を受け入れたソコに、薬指を追加する。
「あっ……ん」
二本に追加された指がルシエルを拡げていく。
指を飲み込むようにヒクつくそこを見て、アルフレッドは生唾を飲み込んだ。
エロ過ぎて、今からここに挿れると想像しただけで、股間がはち切れんばかりに大きくなるのを感じた。
二本の指を全て埋めると、ゆっくりと指を動かし始めた。
「あ、んっ!……は、あ。気持ちい、からぁ、も一本挿れてっ」
そう言うルシエルの竿は、ピクピクと震えながら先端から透明の液体を滴らせていた。
ルシエルが痛がっていない事を確認したアルフレッドは、戸惑いながらも指をもう一本増やした。
少しキツくはあるが、収まった三本の指を動かしていると徐々に緩くなっていくのが分かった。
その様子がなんともエロく、アルフレッドは内心で悶える。
どんな女を解したところで、こんな風に挿れたくてたまらないと感じた事はない。
対してルシエルは、自分の指でない他人の指に、たまらなく感動し、たまらなく感じていた。
アルフレッドの綺麗で長い指が自分の中に入っていると考えただけでイきそうになるくらい気持ち良かった。
自分の指とは違って奥まで届くそれは、愛おしそうにルシエルのナカと心を解していく。
じわじわと触れられたところから全身が暖かくなっていった。
「は、あぁ、ん!……アルぅ、もう、もう……っ」
「……あぁ」
アルフレッドが、ゆっくりと指を抜く。
そうして自身に香油を垂らして、その先端をルシエルに当てがった。
どちらからともなく、これから得られる快感への期待にため息が漏れる。
「無理だと思ったら、言ってくれ。……止める、努力はする」
「ん。止めない、よ?だって、アルと、繋がりたいもん」
アルフレッドは一瞬驚いたような顔をした後、破顔して、ルシエルへとキスを落とした。
「ん……ぁん!」
その直後、先端をプツリと押し込んだ。
アルフレッドのモノがルシエルの下の口を押し拡げる。
思った以上の圧に、ルシエルは空気を求めるようにハクハクと口を動かした。
(ち、がう!俺の知ってるアレとは違う!)
ルシエルは初めての快感に戸惑っていた。
バイブやハリボテとは違う。
張りがあって、ぬるりとしていて、硬くて、柔らかくて、そして暖かいソレ。
グウッと圧が掛かるが、決して嫌な感じはしない。
「は、ぁん!……や、やっ!もっ……もう!」
(なにこれ、なにこれ!幸せすぎて死にそう!!)
アルフレッドが腰を進めるたび、アルフレッドがため息をつくたび、アルフレッドが辛そうにルシエルの顔を見つめるたび……
ルシエルは幸せ過ぎて涙が溢れた。
アルフレッドに愛される幸せ。
アルフレッドと繋がる幸せ。
そして、アルフレッドと今、心も体も一つになるという実感が、ルシエルに何とも言えない幸福感をもたらしていた。
「ルゥ?痛いか?」
アルフレッドが動きを止めて、涙を流すルシエルに問う。
ルシエルはブンブンと首を横に振った。
「ちがう!……アル、好き……アルが好きすぎてぇ」
アルフレッドは、思わずルシエルに口付けた。
そこでアルフレッドはふと気付く。
今の自分に全く余裕がない事に。
ルシエルに挿れる事だけに集中していた自分が恥ずかしくなった。
ルシエルはこんな時でさえ、自分を見て、愛を囁く余裕があるのに。
「ふっ……。ルゥ、私も、ルゥが好きだ。もう離さない」
「ん!っ、ああっ」
アルフレッドは、両手をそれぞれルシエルの手のひらに重ね、指を絡めた。
そうして、キスを深いものへと変えながら、ゆっくりと腰を進めた。
「は……ぁ。あと、少し、だ」
「ん。んんっ……あんんぅ」
ようやくアルフレッドの全てがルシエルの中に収まると、アルフレッドはさらに噛み付くようなキスをした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
113 / 166